医院さんの状況によっては、任せた方が良い場合が多いです。
実は採用業務にはやらなければいけないことがたくさんあるからです。
採用業務をフェーズごとに分けると、「準備→アプローチ→応対→面接→内定→入職日決定」になります。
それぞれで検討・実行・改善が必要になるため、全てを既存の状況でするには難しい部分もあります。

求職者さんも条件や待遇をまずはみるので、必要な項目となることは間違いありません。ですが、本当に働きたい動機は条件面だけでなく、他の部分もあります。医院の強みや一緒に働くメリットを伝えることが重要です。

医院さんの現状と将来的な期待値を、経営組織的に整理することが重要です。業界のトレンド、周りの医院の動向、勤務体系、労務状況、教育レベルなどどんな人が自院に必要で、市場のどの層に自院と合致する人がいるかの現状整理が必要になります。目的によってアプローチ方法も変わるからです。

本当はできる限りの採用方法をおすすめしたいです。求職者さんとの窓口を広げた方が、医院に合致する人との接点が増えるからです。ですが、予算や時間など限りがあります。各医院さんによって異なる採用の課題を明確にして、解決できる方法の見極めが重要です。